正直、あの雰囲気を醸し出すガス灯を見るとなぜだか「イイ!」という感じになります。
ガス灯を最初に製作したのは、スコットランド人のウィリアム・マードック氏と言われています。1797年にイギリスのマンチェスターにガス灯を設置したところから、世界に明かりがともり始めます。
日本では、1871年に大阪市の造幣局周囲にガス灯が設置されました。
当時のガス灯の明るさは、今と比べるとかなり暗いのですが、ろうそくや石油ランプしかなかった当時の人々からすると明るく感じたようです。いまのLEDもそうですが、視覚的や感覚的な「慣れ」って結構大事だなと思います。
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| 造幣博物館にて展示されているガス灯 |
| 1940年代当時の広告 |
LEDは、1962年ニック・ホロニアック氏(現イリノイ大学教授)が発光ダイオードを開発したところから歴史が始まります。ホロニアック氏はイリノイ大学で電気工学について学び、そこで半導体に出会っています。その後、ベル研究所でシリコンデバイスに取り組み、GEで物性工学(solid state science)の研究にあたっています。現在は82歳ながらバリバリの現役研究者としてご活躍されています。
1990年代から赤色、青色、緑色のLEDが開発されて光の三原色(R/G/B)が出揃い、フルカラーディスプレイなどへの用途が可能になりました。そして1996年、白色LEDが実用化されてから、照明用途での展開が可能になりました。
<References>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%B9%E7%81%AF
http://www.mint.go.jp/plant/newexhibition_2.html
http://michikusa-ac.jp/archives/2484755.html
http://www.ge.com/innovation/timeline/index.html
http://www.highbeam.com/doc/1P2-1562141.html



